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日本で有数のマーケター。

山積みのチョーク

日本で有数のマーケターといえば、現在、業績が好調な、USJの立役者、森岡 毅 氏だろう。

もともとP&G出身のマーケターで、当時のUSJの社長に引き抜かれて、マーケティングチーフオフィサーに就任。わずか約3年ほどで、USJのV次回復を成し遂げて、今、なお業績を伸ばし続けている。

先日も、テレビ東京 の「カンブリア宮殿」に出演していたが、これまでもメディアに多く取り上げられ、あのNHK「プロフェッショナルの流儀」にも出演している。

また、著書「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?」でも、USJの再建が描かれている。

先日のカンブリア宮殿で印象的だったことは、

「嫌な仕事についている方でも成果を出す秘訣はありますか?」

というMCの問いに対して、

「好きな仕事をするべきです。好きな仕事であれば情熱を傾けられるし忍耐強くアイデアを出して成果を追求することができるからです。」

といったような回答をしていた。

好きな仕事をしている方からすれば、当然の回答かもしれないが、そうではない方からすれば、それがなかなか難しいのだよ、という印象を受けたのかもしれない、と思った。

彼のすごいところは、好きなことをとことん追求できる情熱やあきらめない姿勢と、

P&G仕込みのWHO、WHAT、HOWをはじめとした論理的なマーケティングのフレームワーク思考、

そして、定量データをはじめとした数学的なアプローチだろう。

数学的なアプローチは、得意、不得意があるものの、残りの2つは、その気になれば実現可能であると考えられる。

また、森岡毅氏の新刊がつい先日出た。

学びにはキリがないが、また一つマーケティングの追求に活かしていきたい。