マックの戦略
こんにちは。
今日は、最近、がっかりな!戦略がありました。
それもマックの戦略です。
最近、マックの既存店の売上が落ちているといいます。
色々な理由があると思うのだけれども、
その1つに、カウンターでのメニューを撤去したこと
も関係あると思います。
じつは、最近、マックのカウンターからメニューがなくなったのを
気づきましたか?
カウンターの上の、ボードにのみ、メニューが掲載するように
なりました。
最近、掲載された原田社長の記事で、カウンターから
メニューをなくした理由を、こう答えています。
「1秒間、カウンターでの待機時間が短くなると、
回転率があがるので年間で〇〇億円の売上が上がる」と・・・。
しかし、ユーザーからすると、実に使い勝手が悪い。
しかも、ポテトのメニューがボード上に掲載されておらず、
値段を、店員さんに尋ねるなどで、反対に時間がかかっている
のではないか、と思われます。
という理由以上に、原田社長が、自社のオペレーションの
都合上、儲かるから、という理由で、そのようにしている
ことを、口外すること自体に、お客様軽視をしてしまって
いるのではないか、と思ってしまいます。
もしそのような理由があったとしても、
「待ち時間を短縮させていただきたいため」
などの理由のみ、伝えるなどにしたほうがよかったのではないか、
と思います。
もちろん、会社視点で考えれば、利益を生み出そうとする、
姿勢は、他の経営者からは、見習うべき点だと思いますが、
しかし、マックのオペレーション都合を優先するあまり、
ユーザーにとって、不都合なことをしてしまうことは、
いささか、がっかりだと思いました。
前に、原田社長の講演を聞きましたが、とてもスゴイ
経営者だと感じたがゆえの、残念な戦略でした。
ぜひ顧客視点で、考えて欲しいと思いました。
と、偉そうに言っていますが、自社も、できていない
点があるかもしれないと自戒でもありました。