久々のセミナー開催!
こんばんは。
ミスター・エムのマーケティングプランナーです。
今日は、ミスター・エムとしては、久々に、
マーケティングセミナーを行いました。
参加者の方々が非常に熱心に聞いて下さり、
まことに感謝しております。
やはり、リアルに参加者の反応を見ながら、
セミナーをさせて頂くのは、よい緊張感を
持ちながら、楽しくできるものですね。
もし皆様の中にも、ミスター・エムに
マーケティングセミナーを依頼したい、という方が、
いらっしゃいましたら、ご一報ください。
さて、本日話していて改めて、マーケティングとは?
マーケティング戦略とは?と考えた時に、
「マーケティングとは、自社の商品を買いたいと考える
お客さんを作ること」
ということが私なりの解釈です。
また、ドラッカーも、
「マーケティングとは顧客を創造することである」
と言っております。
では、「戦略」とは何でしょうか?
「戦略」を大辞林で調べると、
「長期的・全体的展望に立った闘争の準備・計画・運用の方法。
戦略の具体的遂行である戦術とは区別される。」
とあります。
ただ、私の解釈では、この意味とは違ったことを考えています。
それは、読んで字の如し、
「戦略」とは「戦うことを略すること」です。
つまり「戦うことを省くこと」です。
もっと言うと「無駄な戦いをやめること」です。
そのために、色々と思考するわけです。
近年ベストセラーとなった「ブルーオーシャン戦略」という本があります。
まさに、この考え方が、それにあたります。
競合と戦わない、ブルーオーシャンを探すことが重要だ、
ということを説いた本です。
反対に、「レッドオーシャン」ということが出てきますが、
これは、競合との血みどろの戦いのこと、を言います。
我々は、戦わずして勝つ、ことを考えなければいけません。
最近見た映画で、レッドクリフがありますが、
赤壁の戦いでも、諸葛孔明は、風を味方にして、
敵の船を一網打尽に、焼いてしまいます。
ガチンコ勝負で、もし船対船で戦ったら、
負けていたでしょう。
それは、物量戦となり、兵隊や武器の多い方が
一般的には、勝つに決まっています。
戦わない、ということではなく、
無駄に戦わない、ということです。
無駄な戦いとは、例えば、価格競争などの消耗戦ですね。
誰と戦わないか、競合はもちろんのこと、顧客とも戦わない、
という意味もあります。
つまり、顧客から、高くてもどうしても買いたい、
と思ってもらうことも重要です。
安くしないと買わないよ、というスタンスであれば、
ある意味で、戦ってしまっているわけです。
そこには、選ばれるブランドを作る、ということ自体も、
一つの戦略ですね。
また「マーケティング戦略」とは「お客さんを作る仕組み」
となります。
「仕組み」とは、何かうまくやる、というニュアンスがありますね。
大辞泉にも、その意味に、
「事をうまく運ぶために工夫された計画。」とあります。
あと、「戦術」という言葉もありますが、ここまでくると
「戦略」と「戦術」の違いはわかりますよね。
「戦術」は、「戦うための具体的な方法」、と考えて頂ければ、
「戦略」と「戦術」のニュアンスの違いが、
わかるかと思います。
こんなことを考えながら、どうやったら、
セミナー参加者に、わかりやすく理解して頂けるのか、
ということを考えながら、お話をしています。
もし参考になれば、と思いまして、色々と書きました。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
ミスター・エム
マーケティングプランナー