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経営者とは・・・

こんばんは。

ミスター・エム マーケティングプランナーです。

ところで、昨日は、とてもめまぐるしい一日でした。

まず渋谷で10:00からお客様と打ち合わせを行い、
その後、伊豆踊り子号にて、静岡県三島市に向かい、
お客様のところで、14:00より打ち合わせを行いました。

そして、19:00より、三島駅のすぐ近くの別のお客様のお店で、
打ち合わせをいたしました。

東京へ帰宅したのは、22:30ごろでしょうか・・・。

さて、経営者の皆様とお話していると、気づくことは、
業績が順調な時にこそ、次の打ち手を考えて、
準備、行動しているという点が挙げられます。

ある程度キャッシュフローが潤沢なうちに、
次の手を打っておかないと、その事業が衰退期に
入ってきたときには、キャッシュフローが減少し、
使えるキャッシュが減ってきてしまうからです。

これは、ボストンコンサルティンググループが、
もう数十年前に開発したフレームワーク
「PPM理論」からも、そのことが言えます。

「PPM理論」とは、英語で
Product Portfolio Managementで、
縦軸に市場成長率、横軸に市場シェアを用いて、
マトリックスにて、商品や事業について、
位置づけたポートフォリオのことです。

4つの分類、
1)金のなる木
2)スター
3)問題児
4)負け犬

と、マトリックスを4つのボックスに分けて、
その中に、その商品や事業をプロットしていきます。

あまり詳しくは説明しませんが、一つの解釈としては、
「金のなる木」や「スター」の事業から生まれたキャッシュを
今後成長していくであろう、「問題児」にまわしていく、
という発想があります。

もちろん、「問題児」が今後伸びていくかどうかは、
その市場自体が成長するかどうかや、
その商品自体の問題もありますので、
非常に難しいと思いますが、
考え方としては使えるのではないか、と思います。

キャッシュを次の事業などにまわしていくという
発想自体は理解できるかと思いますが、
問題は、そのことを考えることのできる時間や環境を持っているか、
ということが経営者としては重要なことだと思います。

つまり、考える時間を確保し、その時間を使って、
勉強などを含めたインプットをしていき、
それらをベースに、次のことを考えて
アウトプットをしていく時間が経営者には
重要なのだと思います。

このことは、最近レバレッジシリーズの著書において、
著名な本田直之氏が最近出版した
「レバレッジ・マネジメント」という本にも、
最初のほうに書かれていました。

話はそれますが、この本田直之氏は、私が注目している方で、
なぜかというと、私の出身大学である明治大学卒業生であることと
出身大学院、アメリカのサンダーバード国際経営大学院でのMBA卒業生
ということが同じだからです。

年齢はおそらく10歳程度違いますので、もちろん同期では
ありませんが・・・。

というわけで、経営者としての心構え的な本としては、
とても参考になるかと思いますので、お勧めいたします。

明日は、神田昌則氏と勝間和代氏によるセミナーに参加いたします。

とても楽しみです。

好きなことの勉強は本当に楽しいもんですね。

それでは不定期ですがまたブログ書きますので、
お時間がございましたら、ぜひ訪れてください。

ありがとうございました。

ミスター・エム
マーケティングプランナー